江戸時代後期から、印章(ハンコ)の一大産地として知られる山梨県。
中でも150年の歴史を誇る甲州手彫印章は、日本で唯一の伝統工芸指定された印章であり、今でも一つひとつ職人の手によって作られています。
デジタル化によって、ハンコに代わるツールも多様化していきますが、そんな時代だからこそ、改めて印章づくりの文化に目を向けて、その伝統を次世代へとつなげていきたい。
「baton to the next project」では、アップサイクル、書体のデザイン、文字の形を面白さなど、さまざまな側面で手彫印章の技術を活かした商品を開発しました。
これからも、職人、クリエイター、ベンダーによるコラボレーションと、地域産業との連携を通じて、「甲州手彫印章」の文化や新たな価値を広め、伝統を次の世代につなげていきます。
江戸時代後期からの印章(ハンコ)の全国的な普及を支えてきた印章王国・山梨。中でも「甲州手彫印章」は伝統的工芸品にも指定され、今なお伝統と文化が職人たちによって引き継がれています。baton to the next projectでは、この「甲州手彫印章」の文化や新たな価値を広め、伝統を次の世代につなげていくことをミッションとし、それぞれ商品・事業開発を実施。プロジェクト内でのチームは、クリエイター・職人・ベンダーで構成され、甲州手彫印章の価値を広げることを目指しています。